【論文】ウルトラボールひかえめめざ炎カプ・テテフ厳選手法の最適化【ポケモン】
乱数調整ができない+ウルトラボールでめざ炎テテフを捕まえたい全ての方々へ…
ひかえめめざ炎カプ・テテフ厳選手法の最適化
† ふぃあぽけ , ねおん と のすけ , あざむき and まぐ
† ウンチ—ジャングル
はじめに
近年,ポケットモンスターサン・ムーンが発売され,ポケモンを用いた対戦や育成,またイラストなど様々な分野がより盛んとなってきている.我々は,以上の中でも特にポケモンの対戦に力を注いでおり,日々切磋琢磨をしている.
ポケモン対戦において,めざめるパワーの重要性は約10年前から知られていることであり,現在もその必要性は問われ続けている.
今回,めざめるパワーを厳選する上において,カプ・テテフに着目した.まためざめるパワーのタイプは炎とした.理由としては,めざめるパワーを用いることで本来勝ちえないナットレイやハッサム,またテッカグヤなど鋼タイプのポケモンを突破することが可能だからである.しかし,めざめるパワーにおいて炎タイプとなる確率は1.25%と非常に低いものとなり,ただ我武者羅にボールを投げていることは非常に非効率である.
また,ポケモン対戦においてそのモチベーションを維持することの一つとしておしゃボ(お洒落なボール)でポケモンを捕まえることが盛んになりつつある.本作に新しく追加されたボールとして,ウルトラビーストに用いられるウルトラボール(Beast Ball)というものがある.本ボールは,ウルトラビーストに対しては圧倒的な捕獲率(5倍)を誇っているが,通常のポケモンに対しては最悪の捕獲率(0.1倍)を持つ.しかし,ウルトラボールからポケモンが出現するエフェクトは非常に素晴らしいものであり,上記の捕獲率にも拘わらず盛んに用いられている.
今回,ウルトラボールを用いてめざめるパワー炎のカプ・テテフを捕獲するために効率よくカプ・テテフを見極める手法について紹介する.
提案手法
Transcended Capture
前提
今回は,Odd - Odd - Even - Even - Odd - Even のめざ炎個体の捕獲を目標とする.
実験条件
・nintendo3DS
・ウルトラボール
・ポケモン
【特性:シンクロのポケモン@死】
【ドーブルA@フィラのみ@85レベル】
ナイトヘッド / なげつける / おきみやげ / ちからをすいとる
【ドーブルB@素早さ実数値136】
おきみやげ / しっぽをふる / アシッドボム
【特性:ダウンロードのポケモン】
【捕獲要員@マイペースドーブル推奨】
提案手法の原理
ひかえめシンクロ(死)を先頭にしてエンカウント
>> H個体値の確認(ダメージ量50%以下でU以上)
ターン2 ドーブルA なげつける
>> 性格の確認(フィラのみ投げつける→混乱でA下降補正)
ターン3 ドーブルA ちからをすいとる
>> A個体値の確認(回復量112でU以上)
ターン4 ドーブルA おきみやげ
>> 退場+後続補助
ターン5 ドーブルB しっぽをふる
>> 相手のB能力ランクを補正
ターン6 ドーブルB アシッドボム
>> 相手のD能力ランクを補正
ターン7 ドーブルB おきみやげ
>> 退場+後続補助
ターン8 ポリゴン 交代
>> ダウンロードでBD個体値確認(A上昇でDV高確)
>> 残して後続の事故死をケア
ターン9 捕獲要因
>> 捕獲
実験
本手法を用いためざ炎カプ・テテフ捕獲実験の結果を以下に示す.
・ふぃあぽけが2週間かけてめざ地カプ・テテフの捕獲に成功した.
・ねおんがマスターボールを用いた応用によりめざ炎カプ・テテフの捕獲に成功した.
・まぐがさらに原理を追及した新手法(乱数調整)を用いてめざ炎理想個体の捕獲に成功した.
・あざむきがめざ炎カプ・テテフの厳選を開始した.
・のすけがポケモンのストーリー攻略を開始した.
・のすけとまぐがシャドウバースでMasterランクに昇格した.おめでとう.
・YTが卒論を提出した.お疲れ.
まとめ
本稿では,Transcended Captureを用いたひかえめめざ炎カプ・テテフの厳選手法を提案し,実験によりその有効性を示した.
謝辞
本研究を遂行するにあたり,ポケットモンスターサン・ムーンの開発をして頂いた株式会社ゲームフ○ーク様,並びに増○順一様,森本○樹様に深甚の謝意を表します.また,日ごろの有益な考察並びに意見を頂きましたねおんとのすけ氏,あざむき氏,まぐ氏を始めとするウンチージャングルに所属する皆様に深く感謝します.最後に,本研究の遂行にあたっては家族と友人の終始変わらぬ温かい励ましがあったことを記し,ここに感謝の意を表します.